兵庫県
【地域イノベーター留学】移住希望者に地域のリアルを伝えたい!淡路島ローカルメディア『COTOCO』を地域内外から愛されるメディアへ
NPO法人島くらし淡路
淡路島での暮らしのリアルを伝えるメディアを盛り上げ持続可能にする!
淡路島への移住相談をしている島くらし淡路。今年新たに立ち上がった暮らしを伝えるメディア『COTOCO』を、さらにパワーアップさせるためのアイディアを募集します!
このプロジェクトについて
■淡路島への移住者のサポートをする「島くらし淡路」
NPO法人島くらし淡路の事業内容は、主に行政から委託されている移住相談です。移住後に住む場所のご相談から、新しいお仕事のご相談まで、移住希望者さんの持つお困りごとや不安に丁寧に向き合っています。当団体は、移住希望者さんに、移住してさえもらえればいいとは考えていません。移住の先には暮らしがあり、その暮らしを充実させていくには、地域の人との繋がりが重要です。そのため、移住者と地域の人が出会えるきっかけや、場づくりを特に大切にしています。
■今年始まったメディア『COTOCO』で「混ざる」を目指す
今年の3月に、個と個が繋がるローカルメディア『COTOCO』を、念願叶ってオープンすることができました。このメディアでは、移住希望者が気になる淡路島での生活のリアルを、島民ライターが取材・執筆して発信しています。特徴としては、お仕事に関する相談が多く寄せられるので、仕事や働き方についての記事が多くなっています。そのような生活のリアルの発信はもちろんですが、今後は地元の人と移住者が「混ざる」ことで、一緒に地域を作っていく、そんな場づくりのために『COTOCO』も活用していけたらと思っています。
■『COTOCO』を持続可能な事業にしたい!
コロナ禍をきっかけに、淡路島への移住希望者が急増し、移住相談業務に追われ、なかなか『COTOCO』の活性化に着手できずにいます。今後は移住相談業務という、行政からの委託事業に依存するのではなく、自主事業である『COTOCO』によって独自の収益を安定させ、自走していきたいと思っています。『COTOCO』をどんなメディア、またはプラットフォームにすれば収益化できるのかについてもまだ探っている途中で、例えば考えている方法としては、地域の企業で働いている人に取材して広告費をもらうなど、仮説はありますが実現はできていない状況です。ぜひ皆さんにはこの部分についてアイディアや提案をいただければと思っています。
<事務局によるプログラム紹介動画はこちら! https://youtu.be/Kmhdj5iR2RA?t=416 >
※本プロジェクトは、NPO法人ETIC.主催プログラム「地域イノベーター留学2021オンライン」のスケジュールに則って進行します。
募集要項
期間 | 長期(3ヶ月以上) |
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テーマ | 地域 PR・メディア |
職種 | 企画・商品開発 リサーチ・コンサルティング |
活動支援金 | なし |
活動内容 |
まずは淡路島を知って好きになってもらい、島くらし淡路のビジョンを共有するところから始まります。その後、『COTOCO』の持続可能なあり方について企画を考えます。具体的に考えてもらいたいこととしては、 『COTOCO』が持続可能になるために… ・どんな収益モデルを目指すべきか ・収益モデルを進めるにあたり誰をどう巻き込むべきか などです。 また、それらに付随してモチベーションがあれば、 『COTOCO』が淡路島に暮らす様々な人に役に立つ、魅力的なメディアになるために、どう運営していくべきかについても、提案をいただけると嬉しいです。 具体的な業務内容は以下になります。 【STEP1】ガイダンス・事前情報の共有(8月中旬~9月中旬) ・NPO法人島くらし淡路の事業概況(ビジョン、設立背景、事業内容/変遷、活動事例等)を共有します。 ・淡路島の移住者の暮らしの現状や、当団体の持つ課題意識などを共有します。 ・イノベーター生の本プログラムでの活動方針、業務内容を話し合い、決定します。 講義&ワークショップ 8月22日 オンラインフィールドワーク 9月4日or5日 【STEP2】課題発見・リサーチ(9月中旬~10月中旬) ・移住者さんや、地元企業などにヒアリングをして、課題やニーズを特定します。 ・その他、施策を完成するためのリサーチを行います。 ※現地では、地域おこし協力隊員が実働するため、考えていただいた提案に関して、小さく仮説検証をしていく機会がある予定です。 講義&ワークショップ 9月26日 【STEP3】施策の提案・レビュー(10月中旬~11月上旬) ・イノベーター生より、持続可能なCOTOCOの運営に繋がる施策を提案します。 ・メンバーで提案内容についてディスカッションして、ブラッシュアップします。 講義&ワークショップ 10月23日 【STEP4】最終提案(11月上旬~12月中旬) ・イノベーター生より、持続可能なCOTOCOの運営に繋がる施策の最終提案をします。 プレ報告会 11月14日 報告会 12月19日 【その他】フィールドワーク ・コロナ感染症の国内動向を見極めながら、実現可能な場合は、淡路島で現地を見ながら情報のインプット、アイデアのブラッシュアップ、メンバーの意見交換をする機会を設けたいと考えています。(困難な場合は、オンライン中継による開催を実施) |
期待する成果 | ・『COTOCO』を持続可能なローカルメディアにするためのアイディアを提案すること |
得られる経験 |
・地域への移住人口を増やし、満足度を高めるための施策を作る経験 ・移住という切り口から地方創生やまちづくりを考える経験 ・メディアの持続可能なあり方をリサーチし、考え、提案する経験 ・ローカルメディアを通じた地域団体のマネタイズのノウハウを得る経験 ・淡路島島民との関わり |
対象となる人 |
・プラットフォームまたはメディア事業の収益化に興味がある方 ・プラットフォームまたはメディア関連企業で働いた経験のある方 |
活動条件 |
「地域イノベーター留学2021オンライン」で行う講義やフィールドワークへの参加が可能であること ※「地域イノベーター留学2021オンライン」のプロジェクトです。 https://www.etic.or.jp/cc/cir/ ※参加には参加費(15,000円 税抜)がかかります。 ※エントリーの際は、「地域イノベーター留学2021オンライン」エントリーフォームへご記入ください。 https://www.etic.or.jp/cc/cir/entry |
活動場所 | 原則オンライン(状況を見て淡路島(淡路市、洲本市、南あわじ市)での活動も可能です) | 事前課題 | ※エントリーの際は、「地域イノベーター留学2021オンライン」エントリーフォームへご記入ください。 https://www.etic.or.jp/cc/cir/entry |
私たちはこんなチームです!
淡路島の暮らしを伝え、淡路島に住みたい方のお手伝いをしています。
◆NPO法人島くらし淡路は兵庫県・淡路島で2016年設立
神戸から30分、明石海峡大橋を渡るとそこはもう淡路島。東西南北で表情の違う海と穏やかな山並みなどの自然が近くにあり比較的温暖でなんといっても食材の宝庫という島。
しかし近年は高齢化、若者の流出、農地の荒廃がすすんでいる。いつまでも元気な淡路島でいられるような地域づくりができたらいいなと思い、市内の不動産業者と一緒に設立する。
◆年々増加する移住相談
2016年秋より「淡路市移住相談サポート窓口」を淡路市より受託し、移住相談をはじめ体験イベントや交流会などを行い、淡路島での暮らしを伝えたり淡路島に知人を作る「場」づくりを行ったりしている。相談者は年々増えており、昨年は前年度の1.5倍の新規相談者と2倍の移住者となっている。
◆移住から定住へ~地域ごとに関わる人をふやしたい
移住者は増えているが、高齢化の加速は進んでいる。いつまでも元気で活力のある島であるために移住者と地元住民が混ざりあい新たなコミュニティの中で地域づくりを行えるようになりたいと考え、NPOと社会福祉協議会や地域との関わりづくりをしている。
インターン生へのメッセージ
事務局長/堀内照美
高知出身、神戸で保育士をしていた私が淡路島に移住したころにはいわゆる「移住」という言葉もあまり耳にしない時代。移住したばかりの頃は知り合いがいなくて消極的な暮らしをしていました。パズルばっかりしていたかなぁ…
その経験もあって島くらし淡路では、移住希望者の方には移住するまでに知り合いを作ってほしい。私も知り合いの一人としてなんでも気軽に相談してほしい。という想いをもちながらお話をしています。移住相談員となってからは移住希望者また移住者の暮らし方や働き方、島外から見える淡路島の良さなどを聞かせてもらい、また地元の方からは、地域の事や暮らしの歴史などを教えてもらうことで、私自身の考え方や淡路島のことを学ぶことが多く日々刺激を受けています。
今回一緒に活動するイノベーター生の方も島くらし淡路や私自身に刺激をくれる存在として期待しています。
団体概要
設立 | 2016年4月1日 |
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代表者名 | 安達淳也 |
従業員数 | 5名(専業従事者1名) |
WEB | https://sk-awaji.com/ |
住所 | 兵庫県淡路市佐野969番地 |