福島県
【地域イノベーター留学】全国に葛尾loverを!『田植え』『酒造り』体験や葛尾特産品のサブスク立案プロジェクト
一般社団法人葛力創造舎
葛尾の米作りにまつわる、モノとコトの定期便
人口減からの消滅をリアルに感じる葛尾村の、文化の主軸は米作りです。田植えや稲刈り等体験コンテンツ、日本酒『でれすけ』等自社ブランド商品を扱うサブスクを立案、全国に「葛尾lover」を増やします。
このプロジェクトについて
【葛尾村と葛力創造舎について】
2011年3月の福島第一原発事故により、葛尾村民は約5年間、村外避難を余儀なくされました。帰村率も低い中、若い世代の移住促進事業も芽吹いてはおりますが、依然高齢者の割合が半数程度、将来的な人口は、現在の約430名からさらに減って300名程度になると考えられています。こういった状況にふるさと消滅の危機を感じ、全国各地から葛尾に関わる「村民」とともに、村を次世代に繋げていくことを目指している。それが「葛力創造舎」です。
【葛力創造舎のビジョンとは】
震災後、新規産業を立ち上げる土壌もある中で、葛尾の風土や文化に根差した事業で人と人とを繋げていく、それが役割だと考えてきました。毎年大盛況なイベントとして、5月は地域内外から集まった老若男女がふんどしともんぺで田植えをし、10月には稲刈り、冬には刈り取った米で『でれすけ』を造り、2月の「祝言式」はその酒でお祝いをします。日本古来の伝統産業である稲作を葛尾の文化の主軸と捉え、米を使用した自社ブランド商品の開発にも、積極的に取り組んできました。
これからも実現させたい構想は、まだまだたくさんあります。例えば、震災で途絶えた農耕馬、競走馬の飼育を再興すること。将来的には、定期的に葛尾村を訪れる人の流れを定着させたいと考えています。
【米作り文化を主軸としたサブスク構想】
イベントや商品開発など、様々な葛尾の魅力づくりを模索する中で、地域外、とりわけ都市部へのアピールに欠けているという悩みがあります。現在の「魅力づくり」から、それを都市部へ発信する「仕掛けづくり」へ。今回お願いしたいのは、葛尾の魅力あふれるモノやコトを散りばめた、一度触れたらもう抜け出せない引力を秘めたサブスクリプションの立案です。
<事務局によるプログラム紹介動画はこちら! https://youtu.be/WP6AHdWJApY?t=409 >
※本プロジェクトは、NPO法人ETIC.主催プログラム「地域イノベーター留学2021オンライン」のスケジュールに則って進行します。
募集要項
期間 | 長期(3ヶ月以上) |
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テーマ | 農林水産・6次産業 文化・伝統産業 |
職種 | 企画・商品開発 マーケティング・広報 |
活動支援金 | なし |
活動内容 |
本プロジェクトでは、NPO法人ETIC.主催プログラム「地域イノベーター留学2021オンライン」のフィールドワークとワークショップを通じて、下記を実施します。 【ミッション】 コロナ禍が長引くにつれ、特に若者の地域志向がますます高まる中、リモートで葛尾村の文化に触れる「導線」としてのサブスクリプションサービスを立案します。ポイントは、モノだけでなくコトも商品とすること。葛尾村で田植えや稲刈り、どぶろく醸造に参加できるコンテンツはもちろん、餅つきや田植えさえ、実際に手元にお取り寄せできる立て付けを想定しています。商品を購入したり米作りに参加することで、葛尾村を未来へ繋いでいくことに貢献できる。その思いを持って、東京や全国各地から葛尾へ関係する「葛尾lover」を増やしていきます。 【STEP1】 8月中旬~9月上旬 ①地域や文化、既存の葛力ブランド商品や体験コンテンツの把握 …ヒアリング、オンライン・フィールドワーク ②体験型、特産品販売型のサブスク事例研究 ③サブスク利用者のマーケティング ※ご自宅に葛尾特産品を郵送、オンライン懇親会を実施します。 講義&ワークショップ 8月22日 オンラインフィールドワーク 9月4日or5日 【STEP2】 9月中旬~11月中旬 ①サブスクの仕組み立案…プラットフォーム、料金体系等 ②盛り込む商品、コンテンツのリスト化、新規アイデア出し ③ターゲット顧客リストの作成(都市部の個人消費者、マンション管理組合、学校関係etc.) ④広報戦略検討 ⑤プレ報告会 ※稲刈りへのご参加を歓迎します。(現地任意) ※ご自宅に秋の実り詰め合わせを郵送、コンテンツ企画のオンライン会議を行います。 講義&ワークショップ 9月26日 講義&ワークショップ 10月23日 プレ報告会 11月14日 【STEP3】 11月下旬~12月下旬 ①プレ顧客開拓 ②企画のブラッシュアップ ③最終提案 ※『でれすけ』の仕込みにご参加いただくことも検討中です。(現地任意・オンライン配信) ※ご自宅に『でれすけ』の蔵出し一番しぼりを郵送、オンライン忘年会を実施します。 報告会 12月19日 |
期待する成果 |
・2022年度に実走可能なサブスクリプションのスキーム提案 ・葛尾村の「魅力」コンテンツのカタログ化 ・ターゲット顧客のリスト化 |
得られる経験 |
・全国規模で人を呼び込む仕組みづくり、新規事業計画立案の経験 ・日本の伝統産業である「稲作」の6次産業化に1から携わる経験 ・ひとつの村の未来を、地域の一員として一緒に考える経験 |
対象となる人 |
・商品や体験コンテンツの販売経験、魅せ方のノウハウをお持ちの方 ・オンラインプラットフォーム立ち上げのご経験をお持ちの方 ・葛尾村の一員になる気持ちで「繋いでいくこと」の重要性に共感して下さる方 ・提案内容を、引き続き副業・兼業人材として実走させることもご検討下さる方 |
活動条件 |
「地域イノベーター留学2021オンライン」で行う講義やフィールドワークへの参加が可能であること ※「地域イノベーター留学2021オンライン」のプロジェクトです。 https://www.etic.or.jp/cc/cir/ ※参加には参加費(15,000円 税込)がかかります。 ※エントリーの際は、「地域イノベーター留学2021オンライン」エントリーフォームへご記入ください。 https://www.etic.or.jp/cc/cir/entry |
活動場所 | 基本オフライン(コロナ等の状況を見ながら部分的にオンラインも想定しています) | 事前課題 | ※エントリーの際は、「地域イノベーター留学2021オンライン」エントリーフォームへご記入ください。 https://www.etic.or.jp/cc/cir/entry |
私たちはこんなチームです!
